一般社団法人健康マネジメント協会

免疫力アップで
コロナウイルスに負けない体を作る

マスクは勿論、アルコール消毒類、ティッシュ、トイレットペーパー、カップ麺まで品切れ状態です。学校の休校、集会などの延期や中止。日本経済は大打撃です。 ドライバーの皆様も様々な影響が出ているのではないでしょうか。

これまでの歴史を振り返っても人類には様々な危機がありました。しかし人類は乗り越えて来ました。「希望」を持ち続けて「いま」私達が出来ることを考えましょう。

免疫力は私達の元気を支えています

免疫は、細菌やウイルスが喉や鼻、傷口から侵入するのを防いだり、食べ物と一緒に体に入ってくるのを防ぎます。 免疫が全身の粘膜を丈夫に保って細菌の侵入を防ぎ、病原体を退治することで、いつでも元気に過ごせます。

免疫力を支えるもの

免疫力をアップする食事

<その1>良質のたんぱく質で粘膜や免疫細胞をパワーアップ

骨や筋肉、血液、皮膚、ホルモン、免疫細胞など私達の身体を構成するあらゆるものがたんぱく質から合成されています。 不足すると皮膚や粘膜が弱くなり、免疫力はパワーダウンします。毎日の食事で良質なたんぱく質(納豆、乳製品、魚、豆腐、卵、肉など)を摂りましょう。

<その2>乳酸菌や食物繊維で腸内の善玉菌を増やし、腸を元気にしましょう

食べ物を通して体の中に侵入しようとする外敵をブロックし、栄養素を吸収している腸は全身の免疫システムの重要拠点です。 腸内の善玉菌は、腸内環境を整えて免疫細胞の働きを助けています。 善玉菌(発酵食品)を食事に取り入れると共に、腸内環境を良くする食物繊維(野菜、豆類、玄米、海草など)を補い腸を元気にしましょう。

<その3>ビタミンA(βーカロテン)で粘膜を強くして喉や鼻をガード

喉や鼻には粘膜があり、細菌の侵入をガードしています。 粘膜の状態を健全に保つためビタミンA(ニンジン、かぼちゃ、ほうれん草、トマト、ブロッコリー、卵、レバーなど)を積極的に摂りましょう。

<その4>イオウ化合物やビタミンC,Eで免疫力を活性化し、攻撃力をサポート

ユリ科やアブラナ科の野菜に多く含まれるイオウ化合物(植物に含まれる色や香り、苦味などの成分。 ニンニク、玉ねぎ、ニラ、ブロッコリー、カリフラワー、ケール、キャベツ、大根、わさびなど)は免疫細胞を活性酸素から守る働きがあるとして注目されています。 そして、免疫細胞の働きを高めるビタミンC(野菜、果物)や活性酸素を除去するビタミンE(アーモンド、魚、赤ピーマン、モロヘイヤなど)も摂りましょう。

悪い生活習慣には免疫力の敵がいっぱい!

生活習慣の乱れは免疫力を低下させます。この機会に生活習慣の改善に取り組みましょう。

肥満・生活習慣病
血管は酸素や栄養素の運搬経路ですが、生活習慣病によって血管が老化してしまうと、その役割は半減してしまいます。
暴飲暴食
消化吸収を担当する胃腸に過度な負担をかけないようにしましょう。
喫煙
血管収縮作用のあるニコチンや発癌物質のタールは免疫力の大敵です!
冷え
免疫力は体温に左右されると言って過言ではありません。免疫細胞は37度前後が一番活発に働けます。低体温に注意しましょう。
睡眠不足
睡眠中は全身の細胞から成長ホルモンが分泌され皮膚や粘膜、免疫細胞の新生を促しています。睡眠時間が不足すると、成長ホルモンの作用不足で回復力も低下してしまいます。
ストレス
ストレスにより「ストレス対抗ホルモン」が分泌されます。このホルモンは免疫細胞機能を低下させるため、免疫力が大幅にダウンします。

ダウンロードして運転者の皆様にもお配りください

一人一人が予防を徹底し、コロナウイルスの収束が早まるようにしましょう。
ダウンロードして運転者の皆様にもお配りください。

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